シリーズ 睡眠について その1
2015-09-11


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まず、読んでいただいているようなんですが、反応がないのはどうしてなんでしょうか?
 「面白くないから、やめれ!」などの刺激的な反応を望みます。

 今回からは、「睡眠」です。
 年をとると睡眠時間が短くなることはご存じの通りですが、現職に比べ、リタイア組は睡眠に充てられる時間がぐっと増えます。
 昼寝もし放題です。
 とはいえ、国民の7割は睡眠不足になっているという統計もあるとか。

 ということで、20回くらいのシリーズになると思いますが、とあるサイトからわかりやすい内容でお送りします。

◎ はじめに

 現代日本人のおよそ5人に1人が、睡眠に関する何らかの不満や悩みを抱えていることがわかっています。睡眠不足や不眠に悩む多くの方々に、充実した睡眠生活を手に入れていただきたいと思い、情報や経験を公開しています。
 睡眠は人生のおよそ3分の1を占める大切な時間です。十分な睡眠は精神衛生上良い効果があるだけでなく、人体の新陳代謝を促進します。
 忙しい現代人にとって、心身の健康を回復させるためにとても重要な役割を果たしています。しかし、不規則な生活や社会生活から受けるストレスなどが原因で、睡眠に関する悩みを持っている人が増えています。
 慢性的な睡眠不足は、集中力や思考力の低下をはじめ、社会生活に支障をきたしたり、重大な事故の原因ともなりえます。たかが睡眠不足と甘く考えてはいけません。
 わたしたち一人一人が体質や性格が違うように、睡眠スタイルも千差万別です。よって、当然ながら、すべての方に対して100%効果のある完璧な「快眠マニュアル」のようなものは存在しないのです。しかし、人体や睡眠のメカニズムを理解し、睡眠の基本的なルールさえしっかりとおさえておけば、自分自身に一番合った快眠法がきっと見つかるはずです。

◎ 睡眠の役割とは何か

 人はなぜ眠るのか、という根源的な質問に対して、たったひとつの確定した答えはありません。現在わかっているだけでも、睡眠にはたくさんの役割があります。

■休息
 単純に考えて、一日の心身の疲れを癒すために眠る、という考え方が一般的です。体と脳を休息させるために眠りは必要不可欠です。よく眠ることによって大脳は休息すると同時にその機能を調整して、翌日朝から再び正常な指令を全身に送ることができます。睡眠が不足すると、大脳が疲労を回復できず、感情のコントロールがきかなくなるなどの障害が出てきます。頭痛、全身のだるさ、集中力の欠如といった症状も出てきます。睡眠中は体温が下がり血液の温度も下がります。この少し「冷たい」血液が脳の中を流れることにより「頭が冷やされる」ことになり、それが脳の疲労回復に役立ちます。
 しかし、睡眠中の脳の活動は決して完全な休息状態ではありません。一日のうちに吸収した膨大な情報を整理し、必要なものと不要なものに分類し、必要なものについてはその情報を記憶として脳に記録しています。睡眠中の脳は、活動レベルがゼロになるほど完全な休息になることはなく、場合によっては体が活動している昼間の脳よりも活動が活発なこともあります。
 この分類・記録の作業が夢を見ることと関係していると言われています。夢を見ている比較的浅い眠り(レム睡眠)の時に、記憶を脳に記録する作業をしていると考えられているのです。

■成長ホルモン
 寝る子は育つ、とよく言います。よく眠る子どもは大きく成長することを、昔の人は経験的に知っていたようです。これにはしっかりとした科学的裏づけがあります。

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[安全衛生]

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